映画「カリフォルニア・ダウン」、劇中音楽を地震データから制作

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映画「カリォルニア・ダウン」 主人公のレスキュー隊・レイと娘・ブレイク (c)2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
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巨大地震に襲われたカリフォルニアのレスキュー隊・レイがサンフランシスコに取り残された一人娘・ブレイクを救出するため、危機的状況の中、ロスから600キロも離れた場所に救出に向かうパニックサスペンス映画「カリフォルニア・ダウン」で使われているBGMが、実在する断層の地震活動の観測データから制作されたことが明らかになった。

映画にとって“音楽”が重要と考えたブラッド・ペイトン監督は、ユニークな着想でも知られる作曲家のアンドリュー・ロッキングトンに映画音楽を依頼した。この映画の原題は「San Andreas(サン・アンドレアス)」となっているとおり、ロッキングトンはこの映画で巨大地震を引き起こしたカリフォルニアに実在するサン・アンドレアス断層の米地質調査所がリアルタイムで観測した地震活動で記録された波形データを加工・サウンド化して、実際にBGMとして使用しているという。

ロッキングトンは「データから拾った震動を加工すると、おもしろいサウンドになることが分かった」と話しており、実際そのBGMはカリフォルニア工科大を舞台にしたシーンの音楽として使っていることを明かした。

また、地震の波形データ以外にも「不協和音が欲しいときは、使い古したピアノを調達してきて、それをハンマーとワイヤーカッターで壊しました。ハンマーでピアノを叩く音を録音しようと思ったんです。そのときの音はオーケストラの演奏に混じって作中で流れる。録音したあと、壊れたピアノの前に座ってキーを叩いてみましたが、もはやピアノの音ではなくなり、突如として新しい楽器が誕生した。」と、そのユニークな創作過程も明かす。

◇地震活動データ等から作られた不協和音BGM入りトレイラー(英語)

◇日本版「カリフォルニア・ダウン」トレイラー

ペイトン監督はロッキングストンのユニークな楽曲制作方法について「キャラクターの体験を掘り下げるという意味で、音楽とともにストーリーを語ることは、キャラクターと同じ目線に立つことだと思っている」といい、また「激しいアクション、ビルの倒壊、街をのみ込む津波――そのなかにロマンスや心の絆や家族再生の物語があるんだ。」と、楽曲とともに本作に込めた熱い想いを語っている。

また主題歌として、ママス&パパスの名曲「夢のカリフォルニア(California Dreamin')」を2014年にグラミー賞を受賞し、リアーナやビヨンセにも楽曲を提供しているSia(シーア)がカバーしたバージョンが使われており、より映画のストーリーを引き立てている。

この映画「カリフォルニア・ダウン」は、9月12日(土)より全国ロードショー。

■ママス&パパス「夢のカリフォルニア(California Dreamin')」

主題歌 Sia「California Dreamin'」の原曲になった、ママス&パパスのこの曲もチェックして映画を楽しんでみては?

■映画詳細

タイトル:「カリフォルニア・ダウン」
公開日:9月12日 (土)
新宿ピカデリー・丸の内ピカデリー他 ロードショー
監督:ブラッド・ペイトン 脚本:カールトン・キューズ ニューライン・シネマ提供 ビレッジ・ロードショー・ピクチャーズ提携 
出演:ドウェイン・ジョンソン、カーラ・グギーノ、アレクサンドラ・ダダリオ、ヨアン・グリフィズ、アーチー・パンジャビ、ポール・ジアマッティ 
配給:ワーナー・ブラザース映画

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