内藤剛志主演「警視庁・捜査一課長」第9話レビュー、女医の裏側に潜む殺意のメス!

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邦城

連続ドラマ「警視庁・捜査一課長」も終盤間近。6月9日(木)の第9話は、心臓外科医の女医(紺野まひる)が、自分の夫を殺した犯人の手術を行うという異例の出来事。果して適切な判断ができるのか。大岩純一(内藤剛志)捜査一課長は、冷静な判断で、女医の手術を見守る。しかし、夫を殺した犯人を目の前にして女医は、大岩が怖れていた、とんでもない行動に出てしまった…。


内藤剛志主演「警視庁・捜査一課長」 第9話 (c)テレビ朝日

警察の大失態にさすがの大岩捜査一課長も焦る!

大好評放送中の木曜ミステリー「警視庁・捜査一課長」もカウントダウンが始まった。この回(9話)を入れてあと2話で最終回。当然、今回も大岩と凸凹コンビのリキが入る。

事件は、夕凪信用金庫の営業マンであり、4件の連続放火殺人事件の容疑者である安西健一(山崎画大)が、任意の取り調べを終えて帰宅する途中、武蔵野市吉祥寺の路上で、何者かに待ち伏せされて、刺殺されたところから始まった。
犯人を取り逃がしたわけではないが、捜査中の容疑者が殺されたのは、警察の大失態である。警視庁・捜査一課長の大岩純一(内藤剛志)にも当然、その一報は入った。

まずは殺人現場の徹底した調査・聞き込み、捜査本部の設置、捜査員への指示、色々やるべきことが大岩の脳裏をよぎる。事件のあらましを聞くために、凸凹コンビ・庶務担当管理官・小山田大介(金田明夫)と、直感的な推理を得意とする現場資料班主任・平井真琴(斉藤由貴)の報告を待つ。ここまではお決まりコースだ。

が、こんどのヤマ(事件)は少し違った。被害者を待ち伏せして刺したのは、傷害の前科がある北村雄三(児玉貴志)。山さん(小山田大介)の報告によれば、事件直後、安西を尾行してきた捜査員たちの追跡を振り切って逃走してしまったという。警察の二重の失態である。大岩捜査一課長はただちに全捜査員に緊急配備を要請。捜査本部を吉祥寺署に設置した。

内藤剛志主演「警視庁・捜査一課長」 第9話 (C)テレビ朝日

お決まりのコースで、これから犯人追跡へと向かう…。と思っていたストーリーは、このドラマの特徴で、ここからフルコースへと移動した。

吉祥寺市内で北村を発見した刑事が、追跡を開始する途中、なんと容疑者の北村が逃走中に急性心筋梗塞を起こし、昏倒し病院に運び込まれる事態が発生したのだ。そして北村に殺された安西の妻であり、優秀な心臓外科医である加奈子(紺野まひる)の勤める病院に運び込まれてきた。
最初の、連続放火事件の容疑者であった安西の遺体を前に、夫の無実を主張していた加奈子は、もしも北村が連続放火の罪を夫になすりつけているのなら、私は夫を犯人扱いした警察を告訴すると、息巻いていた。当然、北村が夫を殺して逃亡したことは知っている。それが何を思ったか、緊急手術は私が執刀すると言いだした。手術室の場面。メスを握る憎悪むき出しの心臓外科医。事情を知りながら不安そうに見つめるナースたち。心臓に向けてカテーテルが深く突き進んでいく。緊迫のシーン。

でも、これはメインの料理ではなかった。女医は完ぺきに手術を終え、北村から真実を聞こうとするが、手術後ベッドから目覚めた北村が病院を脱走したのだ。

大岩は全捜査員に北村の足取りを追わせた。すると翌日、その北村が背中を鋭利な刃物で刺され、鉄道の操作場内の草むらで殺されているのが発見された。遺体の死亡時刻は昨夜10時ごろ。独自に北村の居場所を探していた加奈子も、アリバイがなく、重要参考人のリストに加えられてしまう。さらに大岩は、山さんや大福に北村の身辺調査を依頼。
すると、かつて北村が傷害罪で捕まった時の弁護士夫婦と加奈子が知り合いであることもわかった。また、4件の放火された家が、安西の仕事とつながっていることもわかった。
安西は連続放火殺人事件の犯人だったのか! それとも冤罪か。北村が安西を殺したことは間違いないが、北村を殺した犯人は誰なのか。先が見えない展開。いつデザートにたどり着くのかそれがわからない。

だが、最後に警視庁刑事部長・笹川健志(本田博太郎)は言う。「大岩、今回もベリーグッド」。

■次回第10話はネットオークションに出品された五右衛門の謎

ネットオークションに出品された重要な証拠!謎の出品者は…蘇った“五右衛門”!? 果たして捜査一課長の捜査は?
第10話は、6月16日(木) 午後 8:00より放送される。

ドラマ「警視庁・捜査一課長」公式サイト(http://www.tv-asahi.co.jp/ikkacho/)

※記事内に最終話の記述がありましたが、正しくは最終回は6月23日放送の第11話となります。お詫びして訂正致します。

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