『わたしを離さないで』第4話。彼女たちの生きる意味は?第2章スタート

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荻窪太郎

「今期一番面白い」「脚色・役作りがすごい」とネットでも話題になっている、綾瀬はるか、三浦春馬、水川あさみ共演のTBS金曜ドラマ『わたしを離さないで』。“臓器提供”という過酷な宿命を背負って生きる若者たちの物語は、2月5日(金)に放送された第4話からついに“第2章”がスタート! 物語の舞台が「コテージ」へと移り、主人公・恭子たちの新たな生活がはじまった。


コテージの先輩の先輩・浩介(井上芳雄)と恭子(綾瀬はるか) (c)TBS

また第4話からは、ミュージカル俳優・井上芳雄が演じる先輩同居人・浩介をはじめとした「コテージ」のメンバーも新たに加わり、いよいよ物語が大きく動き出した。「生きる意味」を問う恭子の苦しみが、切なく胸に迫る。

“介護人”という役割と、「コテージ」での“猶予期間”。

3人が暮らすコテージの管理人・峰岸(梶原善)(c)TBS

新たな生活の場として「コテージ」と呼ばれる一軒家へ移り住んだ恭子(綾瀬はるか)、友彦(三浦春馬)、美和(水川あさみ)の3人。恭子は引越し早々、「乳繰り合ってばかりいる」と乱暴に言い放った管理人・峰岸(梶原善)の言葉と、その言葉通りの先輩同居人たちの姿に、ショックを受ける。

「コテージ」と呼ばれる一軒家へ移り住んだ恭子(綾瀬はるか)、友彦(三浦春馬)、美和(水川あさみ) (c)TBS

そんななか、先輩同居人たちから、「コテージ」で3年間過ごした後は、自分たちが、“提供者”の世話をする“介護人”として働くことになると知らされた恭子、友彦、美和。陽光学苑では教えられなかった新たな事実に、またしても希望を打ち砕かれた3人は、その「コテージ」での生活こそが、「自由がきく最後の時間」なのだと思い知らされるのだった……。

真実の暮らす「コテージ」で知る、“提供者”たちの新たな一面。

そんなある日、共同生活にうまく馴染めず「コテージ」で孤立していた恭子は、別の「コテージ」で生活している同級生・真実(中井ノエミ)から手紙を受け取る。「もし逃亡なんて考えたら、その場で即時解体だ」と管理人・峰岸に脅されながらも、恭子は、真実に会いに行くことを決める……。

別のコテージで暮らす真実(中井ノエミ)は恭子(綾瀬はるか)と戦う事を訴える (c)TBS

その様子を見て驚きを隠せない恭子に、「こっちのコテージに移って一緒に戦おうよ。私たちは家畜じゃない。戦わないと何も変わらないんだよ!」と真実は訴えるが、戸惑う恭子はうなずくことができないまま、自らの「コテージ」へと戻っていくのだった……。

真実(中井ノエミ)の暮らすコテージでは、“基本的人権を勝ち取ろう”と集会が開かれていた (c)TBS

訪れた真実の「コテージ」は、恭子たちの「コテージ」とまるで違い、そこで暮らす若者たちは、独自に“社会の仕組み”を学んでいたり、禁止されているタバコを吸っていたり、それぞれが自由を満喫しながらも、同時に、「私たちは抑圧されている。基本的人権を勝ち取ろう!」と決起集会を催して「“提供者”にも権利が与えられるべきだ」と戦う姿勢を見せていた。

「生きる意味」を問う恭子。「誰かに好きだと言って欲しい……」。

真実と再会したことで、「生きる意味」を自問する恭子は、「コテージ」に戻った夜、偶然台所で友彦とふたりきりになると、「わたしたちが“幸せ”を感じる方法は、誰かを好きになったり、好きだって言ってもらうことしか無いのよね」と自らの胸の内を告白し、「トモは、(わたしのことを好きだと)言ってくれない?」と問いかける……。

恭子(綾瀬はるか)と友彦(三浦春馬)はお互いの事が気になるが・・・ (c)TBS

けれど、そんな切実な願いも叶うことはなく、再びひとりきりになった恭子は、「嫌だ。このままひとりで“終わる”だけなんて、嫌だ……」と思いつめ、衝動的に先輩・浩介(井上芳雄)のもとへ向かう。そうして、自らが抱える埋められない寂しさを癒すため、浩介に抱かれたのだった……。

一人きりが怖い恭子(綾瀬はるか)は先輩・浩介(井上芳雄)のもとへ (c)TBS

「この日、わたしは知った。わたしたちは、世界を変えることなんて出来ない。だけど、抱きしめあえば、世界には、わたしとあなた以外はいなくなるのだと……」

さらに運命が大きく動き出す第5話は、2月12日(金)夜10時より放送!

一方、“現在”を描くパートでは、「これほどにわたしを求めてくれる人間が、他にいるのだろうか……わたしには、もうこの女しかいないのだ」と、骨折してベッドに横たわっている美和を抱きしめた恭子。そして、恭子たちが卒業した“陽光学苑”でも、校長・神川恵美子(麻生祐未)と女性教師・堀江龍子(伊藤歩)や、マダム(真飛聖)に新たな展開が起こることを示唆しながら、第4話は幕を閉じた。

2月12日(金)放送の第5話では、それらの謎とともに、恭子と友彦の関係がさらに大きく動きだす……!?
「コテージ」で孤立する恭子を癒し支えるようになった先輩・浩介だったが、穏やかな日々は長くは続くことなく、浩介が“介護人”になるため「コテージ」を旅立つと、恭子はまたもやひとりぼっちになってしまう……。
そんなとき、「美和の“ルーツ”かもしれない人を見た」という情報を得た美和は、恭子と友彦を誘って、その人物に会いに行くことを決意するのだが……!?

“提供者”たちの“ルーツ”とは何なのか? ついに恭子たちの「出生の秘密」が明かされる第5話が、待ちきれない!

ドラマ『わたしを離さないで』公式サイト(http://www.tbs.co.jp/never-let-me-go/)

金曜ドラマ「わたしを離さないで」

テレビドラマ 国内ドラマ SF 恋愛/ロマンス

製作年:2016年

カズオ・イシグロの衝撃作を世界で初めてドラマ化!

わたしを離さないで

優秀な介護人キャシー・Hは「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。生まれ育った施設へールシャムの親...

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