木島日記 もどき開口【期間限定価格(カドブン夏フェア電子版2022:ミステリー&サスペンスフェア)】
著者:大塚 英志
「父を、殺しに行くのだ」
民俗学者・折口信夫の元に居候する美少女・美蘭がつけはじめた「明後日の日記」。そこには未来の予言が記されていた。大量の水死体発見、折口に依頼される謎の映画脚本、黄泉から蘇るアナキスト――。死者と生者が交錯する世界に、折口、美蘭そして仕分け屋のはずの木島までが巻き込まれてゆく。シリーズ史上最大の「仕分け」をするのは、折口の師・柳田國男。
挿画:森美夏 1,694円