伊集院静「美味い、不味いじゃない。行き着くところは、味より人である」初の食エッセイ集『作家の贅沢すぎる時間』を発売

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伊集院静氏が初の食エッセイ集『作家の贅沢すぎる時間』を発売! (1)
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「美味い、不味いじゃない。行き着くところは、味より人である」

直木賞作家・伊集院静氏の新刊『作家の贅沢すぎる時-そこで出逢った店々と人々-』が双葉社より発売になりました。伊集院氏は今年1月、くも膜下出血により緊急搬送され、手術を受けたのち、3月まで入院。退院後、しばらくの休養を経て、6月末に執筆活動を再開。本書が復帰後、初となる単行本になります。

「大人の流儀」シリーズをはじめ、数々のエッセイ集を刊行してきた伊集院氏ですが、今回ははじめて、氏が通ってきた飲食店について紹介しています。

「(前略)私はこれまで、そういう店や、懇意にした人々の話を、仕事の文章の中に具体的に書くことをしてこなかった。(中略)ところが先日、東京で長く世話になっていた鮨屋が、今月を持って店を閉じると報せの葉書が届いた。(中略)しばらく、淋しい気持ちと、世話になって来た歳月を思い出していると、他の店も同じような事情をかかえているのでは思いはじめた。それでこれから、そんな店の主人、女将の話などを具体的に書いて、一人でも多くの方が訪ねてくだされば、それもまた何かの役に立つ気がしたので、思いつくまま国内の店々を書くことにした。」(第一章 作家の贅沢すぎる時間「北は海の幸が違う」より)

本書に中には昭和の文豪が通ったことで有名な名店もあれば、街の居酒屋や蕎麦屋など、さまざまな店が記されています。「美味い、不味いじゃない。行き着くところは、味より人である」という伊集院氏の言葉どおり、あの料理が美味しいということよりも、そのお店で出逢った人々、通った季節、教わったことなど、氏だからこその筆致で、通った店への愛着を語っています。

作家の心と腹を満たした馴染みの店の75軒——ページをめくって訪ねてみはいかがでしょうか。

【書誌情報】
書名:『作家の贅沢すぎる時間 —そこで出逢った店々と人々—』
著者:伊集院静
発売元:双葉社
定価:本体1000円+税
判型:新書判
発売日: 2020年9月18日
ISBN:978-4-575-31572-1
https://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-31572-1.html?c=30597&o=&

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