これだけは読んでおきたい! 私の定番本棚(世界の名作ミステリー篇)

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大森謙治

ミステリー小説の中から、古今東西の名作を集め。定番本棚を作っちゃいましょう!


「向日葵の咲かない夏」道尾秀介(新潮社)

ここに集めた本は、傑作だらけ!! あなたにこの謎が解けるかな?

「モルグ街の殺人」

エドガー・アラン・ポーの探偵小説です。史上初の推理小説と言われています。

天才的な探偵、そして平凡な語り部など、今の探偵小説の鋳型を作った作品にして、世界初の密室殺人を扱った作品です。

ある日、パリの架空の地「モルグ街」で猟奇殺人が起こる。被害者母娘は惨たらしく殺され、さらにその部屋は密室であった。

建物から漏れる、犯人と思しき人物の声を複数人が聞いていたが、証人達の証言はこぞって「自分の母国語以外の言語を喋っていた」と言うのであった。

C・オーギュスト・デュパンがこれらの謎に挑む。短編なので読みやすくさらりと読めてしまいます。

150年以上たった今でも騙されるほどの結末! これこそミステリーの教典です

モルグ街の殺人事件

ある日、パリのモルグ街で猟奇殺人事件が起きた――。 犠牲者の母娘は残酷きわまる殺され方をされており、...

「そして誰もいなくなった」

ご存知、ミステリーの女王アガサ・クリスティーの名作ミステリー。

イギリス、デヴォン州インディアン島に、年齡も性別も職業も違う10人が招かれた。

しかしこの島の持ち主であるU・N・オーエンは姿を現さず、招待状も虚偽のものであるとわかってしまう。

不安なまま晩餐を取っている時、彼らの過去の罪を告発する声が響く。その直後ある人物が毒殺され、翌朝にはもう一人殺されてしまったのである。

これが童謡「10人のインディアン」を連想させ、さらに、10体あったインディアン像も2体減り8体になっているのであった…。

しっかりと一人、また一人と消えていきます。後半になればなるほど…。

どうなるかはお分かりですよね?後半に向けての描写に注目して読んでください。ミステリーの女王の凄じい表現力が堪能できますよ。

そして誰もいなくなった

その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。だが、招待...

試し読み

「ミレニアム 『ドラゴン・タトゥーの女』」

スティーグ・ラーソン作の「ミレニアム三部作」の第一作!

ミステリーのクオリティに定評のある北欧。そんな北欧で大注目された今作。これは読まないわけにはいきません。

雑誌「ミレニアム」の共同経営者カール・ミカエル・ブルムクヴィスト。彼が、自分を調査した天才ハッカーのリスベット・サランデルと共に、ある日忽然と姿を消した少女、ハリエット失踪の謎に迫るが…。

今作は、しっかりとしたテーマと、考え抜かれたプロット、事件の膨らませ方が魅力的な作品です。長い作品に感じるかもしれませんが、読み出すとあっという間に読めてしまいます。

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの...

月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルは、大物実業家の違法行為を暴く記事を発表した。だが名誉毀損で...

「向日葵の咲かない夏」

最後に、日本の作品を紹介しましょう。

道尾秀介著、100万部を超える大ベストセラー小説。

一学期の終業式を欠席したS君にプリントを届けるために、彼の家を訪れたミチオ。声をかけても応答はなく。中へ入ってみると、きい、きいとおかしな音がした。

S君はいた、自分を見下ろして。何度声をかけても返事はなく、よく見るとS君の首にはロープが繋がっており、足は地に着いていなかった。

S君は首をつってしんでいたのだ。

学校の先生に言い、刑事と先生が見に行ったが「死体などなかった」という、嘘じゃないと主張するが、結局行方不明ということになってしまう。

それから一週間後…、ミチオの前に、S君があるものに姿を変え現れ、「自分は殺されたんだ」と訴える。

ミチオは妹のミカと共に、S君を殺した犯人を捜すことになる。

初めはファンタジーかと思うかもしれませんが。最後まで読んでください。必ずもう一度読みたくなります。決してファンタジーではないのです。

向日葵の咲かない夏

夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君...

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