熊野古道・温泉・奇岩巨石…観光名所豊富な紀伊半島・熊野の深い魅力を、タモリが歩いて解き明かす!『ブラタモリ』

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

『ブラタモリ』タモリ、林田理沙アナウンサー (c)NHK
画像を拡大して見る

町歩きの達人・タモリが、日本全国の町の新たな魅力や歴史・文化などを再発見していく番組『ブラタモリ』。2019年4月27日(土)[NHK総合 19:30〜20:15]は、「#132 熊野の観光〜熊野観光の“深〜い”魅力とは?〜」を放送。タモリと林田理沙アナウンサーが、和歌山県・熊野を訪れる。

●観光名所を生んだ1400万年前の火山活動

まず、向かったのは、海岸にそそり立つ岩が目を引く「橋杭岩」。地中でマグマが冷え固まり、周りの岩が侵食されて姿を現したものだ。およそ1400万年前、熊野の地下深くでは活発な火山活動が起きており、かつて熊野カルデラという日本最大級のカルデラがあったほど。実は熊野の奇岩巨石は、そのほとんどが、こうした火山活動で生まれたものだった。

●プレートが生んだ不思議の湯

もうひとつ、熊野の観光を支えているのが「温泉」だ。大塔川の水面が泡立つ、その名も「川湯温泉」。川の中にプールのように大きな露天風呂が作られることで有名な観光名所となっている。火山活動はとうの昔に終わっているにも関わらず、これほど熱い湯が湧くそのわけは、地下下深くのプレート活動にあった。熊野の地下にあるプレートはできたばかりで、その熱がまだ残っているのだ。

●信仰が生んだ世界遺産の湯

同じく、プレートの力でできたもうひとつの温泉が「湯の峰温泉」。90度の温泉で茹でた玉子は、プレートが運んだ海水の塩分ですこぶる美味。さらに、ここには世界遺産となった「つぼ湯」という公衆浴場もある。実はこれ、熊野古道の参詣者が身を清めるために使ったもの。信仰もまた、熊野観光の深い魅力を作り出していた。

●参詣者を喜ばす懐の深さ

熊野観光のクライマックスといえば熊野本宮大社。そこには古くから旅人を喜ばせる“しかけ”が。社殿の真下にベンチを作り、神の力を間近で感じられる工夫がなされていたのだ。この懐の深さも、熊野観光の大きな魅力となっている。

●火山活動が生んだ神秘の河原

さらに、熊野本宮大社がかつて建っていた場所にも深い魅力が。それは、山の中になぜか忽然と姿を現す大きな中州「大斎原」。この世のものとは思えない神秘的な眺めに、人々はひきつけられたのだ。この不思議な風景を作り出したのもまた、火山活動。冷えたマグマが下流で水をせきとめたため、中流域にあたるこの場所が氾濫域となり、運ばれてきた土砂が広大な中州をつくったという。大いなる自然の力と人間の信仰心。それらがひとつとなったのが、熊野観光の“本質”である。

■番組公式サイト

https://www.nhk.or.jp/buratamori/

(C)NHK

<<

<

  • 1

>

>>

この記事の画像一覧(全9枚)

画像を拡大して見る>

この記事のジャンル/テーマ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今、あなたにオススメ

この記事の関連ニュース

PAGE
TOP