福田麻由子「私たちの恥ずかしいところを見て」、劇団た組。『まゆをひそめて、僕を笑って』への意気込み語る (2/2)

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【どこまで恥ずかしいことできるかな?】

——福田さんは、今回の舞台で新たにチャレンジしてみたいことなどありますか?

福田:こんなにがっつり、恋愛を描いた作品ってやったことなくて。あっても、すごいピュアだったりとか。今回の本を読んでて自分自身の恋愛にまつわる気持ちの動きとかもすごい感じて…。一番恥ずかしいんですよね、そこをさらけ出すのも自分で冷静に考えるのも。恥ずかしいんだけど、それをどこまで掘り下げてできるかな、どこまで恥ずかしいことできるかな?じゃないけど、普段人前で必死に隠している恥ずかしい部分をぽろっと恋人に見せちゃうのを舞台上でやっているわけじゃないですか。それって相当恥ずかしいなと思って。でもせっかくやるならそこまでやってみたい、毎日、ああ恥ずかしい…っていうところまでやってみたい。
加藤:俺も恥ずかしいって思いながら書いて、書き終わったときも、恥ずかしいって思ったから。
福田:芝居するときに、役者として殻を破り切れてないというか、なんか一枚常に羽織っているなという感じがずーっとしてて。
そこが自分自身の課題で、自分をさらけ出す方法を知りたいって本当にずっと思っていて。そのきっかけというか、スタートにしたいと思っています。

——それを受けて、加藤さんはどう演出したいですか?

加藤:恥ずかしあいっこしたい。その役が思っていることとか、麻由子ちゃんが考えていることとか、全部聞きたいんです。全部聞いて、こういうこと考えんのや〜ってことをメモして、壁に貼っておきます。恥ずかしあいっこ。
福田:恥ずかしいよ〜〜。

【みんなの好きっていう気持ちが綺麗じゃなくていいけど、いっぱいいっぱい見える舞台になったらいいなあって】

——舞台への意気込み・お客様へのメッセージをお願いします。

福田:私たちの恥ずかしいところを見て、お客様にも自分自身の恥ずかしいところを見てみてほしい。
加藤:お客様を見上げるって感じね、グズグズでいたいよね。
福田:あとは恋愛の話ですから、恋愛といってもいろんな形があるっていうか、恋愛の好きか、人としての好きか、って、違うんだけど線が引けるかって言ったら線が引けないし、なんか別に「好き」ってそんなに綺麗な気持ちじゃないし。いろんなものを好きになっていろんな人を好きになって、人って結局それでできているようなものだと思うから。みんなの「好き」っていう気持ちが、綺麗じゃなくていいけど、いっぱいいっぱい見える舞台になったらいいなあって思います。
加藤:みんな約束する前の時間の楽しさってあるじゃないですか。付き合う前とか、結婚前とか、その楽しさだったり、その時って、楽しいけど痛かったり、そのしょーもないこと、例えば、自分のこと好きなのかな?って思ってて、で、自分は好きで、でもいい感じやけど、ほかの人となんか、なんか仲良くやってるのみたら焦りというか不安感にかられてというか、そういう若いから感じる焦りというか焦燥感というか、その、苦味みたいなものが出るといいなって思います。

<福田麻由子(ふくだ・まゆこ)プロフィール>
1994年8月4日生まれ、22歳。
東京都出身。98年にCMに出演し、芸能界デビュー。以後様々なドラマ・映画などに出演する若手実力派俳優。主な作品にドラマ「女王の教室」「白夜行」、映画『FLARE フレア』『恋愛奇譚集』、舞台『いやむしろわすれて草』等

<加藤拓也(かとう・たくや)プロフィール>
1993年12月26日生まれ、23歳。
大阪府出身。17歳で作家としてスタートを切り、18歳で渡伊、ミュージックビデオや映像演出等を手掛け帰国。2013年に劇団た組。を旗揚げ。主な作品に舞台版『惡の華』『博士の愛した数式』『百瀬、こっちを向いて』等

福田麻由子と加藤拓也

■劇団た組。第13回目公演『まゆをひそめて、僕を笑って』

■劇団た組。第13回目公演『まゆをひそめて、僕を笑って』ポスタービジュアル

作・演出:加藤拓也
期間:2017年4月20日(木)〜23日(日)
会場:横浜赤レンガ倉庫 1号館 3Fホール

<出演>
藤原季節 福田麻由子
岡本あずさ 風藤康二(風藤松原) 佐伯大地 伊藤寧々 平嶋夏海 仲谷明香

<歌・演奏>
谷川正憲(UNCHAIN)

<公演タイムテーブル>
4/20 (木) 19時
4/21 (金) 14時/19時
4/22 (土) 14時/19時
4/23 (日) 12時30分/16時30分

<チケット> 全席指定席
前売券:6500円 当日券:6500円
チケットぴあ⇒http://w.pia.jp/t/mw/

<あらすじ>
恋愛経験はあるものの、心より人を好きになった経験の無いセイヤ(藤原季節)は美術学校で講師を勤めながら、年下のマー(岡本あずさ)と体の関係を持っていた。

マーは自身にとって初恋の人であるセイヤと、関係がハッキリとしたないまま、続けていても良いのか、唯一のマーの親友であるカズハ(仲谷明香)に相談を続けている。

セイヤの務める美術学校に通い、自身の経験から約束のある男女関係に嫌気が差していたジュリア(福田麻由子)。
講師と生徒の関係であるセイヤと、セイヤの先輩タケウチ(風藤康二・風藤松原)をきっかけに互いに興味を持ち始め、徐々に二人は心に恋を芽生え始めさせていく。

同じ美術学校に目的も無く通い日々を意味無く過ごしているモク(佐伯大地)と一人の時間が嫌いなコトノ(伊藤寧々)。
ジュリアと仲の良いハル(平嶋夏海)と四人でつるむこともしばしば。
しかし、そこにジュリアとセイヤの恋仲が絡まり始めた事で…

——リアルな若者が描く、リアルな若者ラブストーリー。
劇中の生歌と生演奏を担当するのは谷川正憲(UNCHAIN)。

公演HP⇒http://mayuhiso.xyz/

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