スピルバーグ待望のファンタジー最新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』ワールドプレミアがカンヌで開催、日本初の特報映像も公開

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』ワールドプレミアがカンヌで開催 (c)CANAL+ / ORANGE / AFFIF
画像を拡大して見る

スティーブン・スピルバーグ(69)が久々にファンタジー作品の監督を務める映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』[2016年9月17日(土)公開]のワールドプレミアが、カンヌ映画祭にて5月14日(現地時間)に行われた。スピルバーグがカンヌの地を初めて踏んだのは、自身初の長編作品『続・激突/カージャック』(1974)にて脚本賞を受賞した1974年のこと。そんな彼が満を持して、今タイトルの如く“ビッグ”な作品を引っ提げてここカンヌに戻ってきた。

同作は、SFファンタジーの金字塔『E.T.』で少年と異星人とのハートフルな交流を描いたスピルバーグが、『チャーリーとチョコレート工場』の原作者と共に新たに贈る、少女と“やさしい巨人(BFG)”の心温まる友情と奇想天外なアドベンチャー。

大勢のマスコミに囲まれ熱気立つワールドプレミアには、スティーブン・スピルバーグ監督の他、第88回アカデミー賞にて同じくスピルバーグ作品『ブリッジ・オブ・スパイ』(2016)にて助演男優賞の受賞が記憶に新しいイギリスの名俳優マーク・ライランス(BFG役・56)、オーディションでスピルバーグの目にとまり、女優歴わずか2年あまりでスクリーンの主役へと駆け上がった“奇跡の新人”女優ルビー・バーンヒル(ソフィー役・10)をはじめとする出演キャストたちが駆けつけた。

カンヌ国際映画祭での様子1(C)CANAL+ / ORANGE / AFFIF
スピルバーグ、ルビー・バーンヒル、マーク・ライランス(C)CANAL+ / ORANGE / AFFIF

今作で主演を演じるマーク・ライランスは「楽しいよ、すごく興奮するよ。」と興奮を抑えられない気持ちを述べた。会場は割れんばかりの拍手喝采となり、笑顔で答えるキャスト、スタッフたちからは今作への確固たる自信と公開前の膨らむ期待感が伝わってきた。

また、マスコミ記者会見では、キャストやスタッフ陣が熱い思いを語ると共に、まだ見ぬ今作の全貌が初めて明らかに。スピルバーグは、近年シリアスな作品を撮り続けている中でファンタジー作品を選んだことについて「想像の中の世界をストーリーとして語るということをしてみたかったんだ。歴史的な映画を作るとき、歴史の事実を正しく伝えるためにこのような想像力は横におかなければならない。しかし、今回の作品はそういう規制がなく、自由な形で展開できた。若いフィルム・メーカーに戻ったような気持ちになったね。」と34年前にメガホンを取った『E.T.』を思い起こすフレッシュな気持ちで挑んだ作品であると述べた。

さらに、今作のような素晴らしい作品を撮り続けることについて「僕はいつも良いストーリーを追い求めているんだよ。ときには子供達の顔を見てピンとくることもある。僕はまさにこの『BFG』の原作を子供達のために読んであげていたんだ。そのときに子供達の反応でよくわかるんだよ。この物語は子供達の心をしっかりと掴む美しい物語だから、原作の世界をもっと広げられると思ったんだよ。」と名作を生み出す秘訣は意外にもありふれた日常の一コマにあると語った。

スピルバーグ(C)CANAL+ / ORANGE / AFFIF
カンヌ国際映画祭での様子2(C)CANAL+ / ORANGE / AFFIF

スピルバーグが認めた“奇跡の新人”ルビー・バーンヒルは、人生で初めての報道陣を前にやや緊張した面持ちをみせるも「今回の映画は初めての大作です。子供のTVショー番組にでたことはありましたが、今回は本当に夢のような経験をしました。今、こうしてカンヌ国際映画祭に来ているなんて、すごい経験だと思います。やったー!って感じ。」と自ら小さなガッツポーズをし、周りの拍手を誘うと共に天真爛漫な笑顔を見せ、照れながらもしっかりとコメント。隣に座るスピルバーグは「よくできました◎」の意を込め、ルビーの頭を撫で、温かく微笑ましい会見となった。

そしてこの度、日本では初となる特報映像も解禁。物語の舞台はロンドン、児童養護施設に暮らす好奇心旺盛な少女ソフィーは、真夜中に窓から入ってきた“巨大な手”に持ち上げられ、「巨人の国」に連れ去られてしまう…。この後の展開が非常に気になる特報映像、くれぐれもお見逃しなく。

カンヌ国際映画祭での様子3(C)CANAL+ / ORANGE / AFFIF

■スティーブン・スピルバーグ監督 記者会見でのコメント

(久しぶりにファンタジー映画を撮ることについて)想像の中の世界をストーリーとして語るということをしてみたかったんだ。歴史的な映画を作るとき、歴史の事実を正しく伝えるためにこのような想像力は横におかなければならない。しかし、今回の作品はそういう規制がなく、自由な形で展開できた。若いフィルム・メーカーに戻ったような気持ちになったね。原作が素晴らしいだけでなく、その原作を友人でもあるメリッサが素晴らしい脚本として書き上げてくれた。自分の夢が実現するなって思ったんだ。素晴らしい形での再会になったね。僕はいつも良いストーリーを追い求めているんだよ。ときには子供達の顔を見てピンとくることもある。僕は7人の子供を育てた父親だけど、僕はまさにこの『BFG』の原作を子供達のために読んであげていたんだ。そのときに子供達の反応がよくわかるんだよ。この物語は子供達の心をしっかりと掴む美しい物語だから原作の世界をもっと広げられるなって思ったんだ。

■『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』特報映像

■映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』

9月17日(土)全国ロードショー

監督:スティーブン・スピルバーグ
音楽:ジョン・ウィリアムス
原作:ロアルド・ダール「オ・ヤサシ巨人BFG」(評論社)
出演:マーク・ライランス、ルビー・バーンヒル レベッカ・ホール ペネロープ・ウィルトン ジェマイン・クレメント
全米公開:2016年7月1日 
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

(C)2016 Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.

<<

<

  • 1

>

>>

この記事のジャンル/テーマ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今、あなたにオススメ

この記事の関連ニュース

PAGE
TOP