ファイナルは謎解きのてんこ盛り!内藤剛志主演「警視庁・捜査一課長」第10話(最終話)レビュー

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邦城

ご遺体の無念を晴らしホシ(犯人)を挙げろ! 内藤剛志主演。6月22日(木)にテレビ朝日系列で「木曜ドラマ」枠として放送された「警視庁・捜査一課長」第10話(最終話)。千住大橋に横たわるウェディング姿の刺殺遺体。捜査一課に連絡が入り、大岩純一(内藤剛志)捜査一課長は臨場する。だが、大岩が到着する前に、遺体が消えていた? 約1時間後、同遺体が板橋で発見された。日光街道、中仙道、遺体は常に街道沿い…。と思ったら、東海道でも事件が起きた!


内藤剛志主演「警視庁・捜査一課長」第10話

「前回(第9話)では…」。

豊島区・巣鴨の公園内で、若い女性の絞殺死体が発見された!
被害者は1ヵ月後に結婚式を控えての無念の死。凶器と思われるスカーフは、被害者の物ではなく、どこか古くさいデザイン。しかも、手には手製の梅コンブが握りしめられていた。
「どこか違和感があるわね」と 平井真琴(斉藤由貴)が不審顔。

容疑者は簡単に割れた。倉庫会社に勤務する村瀬香織(中田喜子)。被害者のブログをなりすましで使っていた。
社内ではお局(おつぼね)的存在で、新人教育には厳しい。しかも、直近で教育していた女子社員が、行方不明になっている。疑わしい影は存分にあった。

だが、大福こと平井真琴のカンがこう告げている。「どこか違和感があるわね」。

「第10話みどころ」

30数年前、大岩純一は鹿児島から上京し、警官となる。東京タワーを見ながら、いつかは刑事にと青雲の志を抱く。その願いが叶い、警視庁捜査一課長・辰巳平三郎(伊武雅刀)の元で、"運転担当刑事"になった。
現在の刑部公平(田中圭)と同じような立場だった。
当時、辰巳捜査一課長が担当した事件で未解決の事案があった。
歴史博物館の学芸員だった椎名幹也(竜雷太)の自宅に強盗が入り、現金300万円が強奪されるという事件だ。
折悪しく強盗が侵入したときに椎名夫妻が帰宅。現場で鉢合わせした椎名の妻は刺殺。椎名本人も瀕死の重傷を負った。一人娘の亜希子(松下由樹)は下校途中で難を逃れた。
そして犯人の小森田茂則(土平ドンペイ)は逃走途中、ベランダから転落し死亡してしまう。
ところが、この事件はこれで終わらなかった。入院中の椎名幹也が、病院からいなくなってしまったのだ…。

未解決のまま、それから30年が経ってしまった。辰巳捜査一課長も亡くなった。
そして現在、大岩純一は警視庁捜査一課長となり、東京で起こるあらゆる事件の捜査を担当することになった。

警視庁捜査一課の電話が鳴った。
千住大橋のたもとで、ウエディングドレス姿の女性の刺殺体が見つかったという。
さっそく大岩は臨場する。ところが大岩が到着する頃に、その遺体が忽然と消えていた。
凸凹コンビの小山田管理官(金田明夫)や、現場資料班主任・平井真琴も意外な展開にあたふたとした。
だが約1時間後、今度は板橋区内の神社で、ウエディングドレス姿の遺体が発見されたと連絡が入った。
神社の遺体は鑑識課主任・武藤広樹(矢野浩二)の調べで、千住大橋にあった遺体と同じだと判明する。何者かによって運び込まれたことになる。
遺体は峰村雪乃(IZUMI)。雪乃は流通大手"綾窪グループ"御曹司・綾窪英彦(一條俊)と婚約中で、自宅でウエディングドレスを試着していたときに何者かに刺殺されたようだ。

大岩捜査一課長は、第2の犯行現場である神社内で、30年前の事件で高校生だった椎名亜希子を発見する。しかも、遺体に残されていた30年前の雑誌「街道歴史の旅」の付録のしおり(通行手形)は、父親の椎名幹也が寄稿していた号のものである。
「なぜ?」。
今回の事件と30年前の事件とは関係あるのだろうか。
そんな時、雪乃が発見された板橋区の神社で、清掃会社の備品である髪留めが発見された。
そして髪留めからは亜希子の指紋が検出された。

いっぽう大福こと真琴は、いつものカン働きで動き出した。綾窪グループの御曹司との結婚となると、結婚を反対したり、恨んだりしている人物もいるかもしれない。そこで英彦の元交際相手で代議士令嬢の貝沼さやか(片岡明日香)に目をつける。
だがあまりにも執拗に尋問しすぎて、父親の代議士からの激しいクレーム。真琴は謹慎処分になってしまった。

そして新たに、殺人事件が起こった。
亜希子の身元引受人であった箕輪雅彦(鶴田忍)が北品川で殺されたのだ。
初めのウエディングドレス姿の女性の刺殺体が見つかったのが日光街道。次が中山道。今度は東海道。まるで「街道歴史の旅」を地でいくような事件の連続。大岩捜査一課長も、30年前の事件と無関係とは思えなくなった。
全捜査員に徹底的な聞き取り捜査を命じた。
すると第1の被害者・峰村雪乃は、椎名家に押し入った犯人の小森田茂則の娘であることが判明。しかも小森田は40数年前、箕輪雅彦が傷害事件を起こした時の仲間だったことも分かってきた。
「椎名亜希子を任意同行で調べよう」。
ついに大岩捜査一課長は決断した。
ただし、亜希子を捕まえるためではない。亜希子の無実を証明するために…。

30年前の辰巳捜査一課長の言葉を思い出しながら、大岩は全捜査員に告げた。
「ご遺族やご遺体の無念を晴らすためにも、必ずホシ(犯人)をあげる!」。

最後に、シーズン1から続いてきた笹川健志(本田博太郎)警視庁刑事部長の言葉もここに記しておこう。
「大岩、今回もベリーグッド!」。

「第10話ゲスト」

松下由樹、田山涼成、光浦靖子、竜雷太、伊武雅刀

「警視庁・捜査一課長」公式サイト
http://www.tv-asahi.co.jp/ichikacho2/

見逃し配信、GLIM SPANKYの主題歌「美しい棘」とあわせて、お楽しみください。

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シングル

テレビ朝日系 木曜ミステリー「警視庁・捜査一課長 season2」主題歌


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