自分の娘に嫉妬する母、波瑠×斉藤由貴「お母さん、娘をやめていいですか?」第7話レビュー

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アキコ・ポジチーボ

波瑠が主演を務める、NHK系列ドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」。2月24日(金)よる10時から放送された第7話では、一向に戻ってくる気配のない娘・美月に、母・顕子は「自由にしていいわよ」とメール送る。しかし、顕子の本心は変わっておらず、失望した美月は、ついに最後の一言を言ってしまう…。「母が重くてたまらない」や「毒親」という本が数年前にベストセラーとなり、今まで見えなかった自分と親との緩やかな束縛に、多くの人が気づくことになった。美月もまた、顕子から必死で自立しようとするのだが、親たちは、平気でその芽を摘んでしまうのだった…。最終回を前に、ぜひ思い当たる節のある方は、親にこのドラマを見て欲しいと一報入れてみよう。


波瑠×斉藤由貴×柳楽優弥「お母さん、娘をやめていいですか?」第7話 (c)NHK

第7話

波瑠×斉藤由貴×柳楽優弥「お母さん、娘をやめていいですか?」第7話 場面1 (C)NHK

恋人同士のように、友達のように中の良い親子だった、娘の早瀬美月(波瑠)と母の早瀬顕子(斉藤由貴)。
しかし、美月が松島太一(柳楽優弥)と付き合うようになって、二人の関係は崩れはじめる。

顕子のから自立するために家出した美月は、松島のアパートで同居することにするが、顕子はしつこく美月につきまとい、帰ってくるように説得する。
しかし、美月の決心は固い。

守ろうとしているつもりでも…

美月が務める高校の文化祭の日がやってくる。
美月に黙って文化祭へやってきた顕子は、美月の生徒・後藤礼美(石井杏奈)に、暴力を振るう礼美の母・後藤佳代子(池津祥子)と喧嘩になる。
そして、礼美と礼美の母はもみ合いになり、礼美の母は階段から転落し大怪我を負う。
その責任を問われ、美月は学校から休職を言い渡される。

教師に向いているのか…? 揺らぎ始める美月

波瑠×斉藤由貴×柳楽優弥「お母さん、娘をやめていいですか?」第7話 場面2 (C)NHK

休職を言い渡されショックを受けた美月が、校門を出ると、そこには顕子の姿が…。
「家に戻ってきてゆっくりしたら?」と顕子は美月に提案するが、美月は「変なのはママの方なのよ」と顕子を拒絶して松島のマンションへと戻る。

自立しようとする美月を応援する松島

自分のアパートを見つけた美月はマンションを出ることを松島に告げる。
「家を出るのに、私あなたを利用していたのかも…」と美月が言うと、松島は「それでもいい」と言っていつでも見守っていると美月に告げる。

理解を示す母の友人

波瑠×斉藤由貴×柳楽優弥「お母さん、娘をやめていいですか?」第7話 場面3 (C)NHK

顕子の友人の牧村文恵(麻生祐未)の家に身を寄せた美月は、「ママとは連絡取らないこと」とを条件に、泊めてもらうことに。
文恵が顕子の性格を知っていて、自分の自立を応援してくれていると分かり、ほっとする美月。
すると携帯が鳴り、美月は高校への復帰が認められたと連絡を受ける。

新居が完成しても幸せになれない顕子

ついに早瀬家の新居が完成する。
松島が最終チェックをしていると、顕子は「もうどうだっていい…燃やしちゃっていい」と自暴自棄気味に松島に愚痴る。
すると松島が「一緒に住まないといけないんですか? 別々に暮らしている家族なんていくらでもいるじゃないですか?」と反論する。
すると、顕子は子どものように「みっちゃんと話がしたい、前みたいにおしゃべりしたい」と泣き崩れるのだった。

家庭を顧みなかった夫を拒絶する顕子

波瑠×斉藤由貴×柳楽優弥「お母さん、娘をやめていいですか?」第7話 場面4 (C)NHK

夫の早瀬浩司(寺脇康文)は、リストラ室に追い込まれ、社長への直訴も失敗に終わり、顕子の制止も聞かず、早期退職する。

退職願を出した浩司は、花束を抱えて帰宅し、顕子に「やり直そう」と言う。
しかし、顕子は「どうして今なの!?」と浩司を受け入れることはできない。

自室に篭った顕子は、「もう自由にしていいわよ。最後に引き渡しだけは付き合ってね」と美月にメールする。

本気で変わろうとする浩司

浩司は先に退職した会社の先輩・篠田(角田新朗)に、一緒に海外で仕事をやってみないか? と誘われるも、「家族のことがありますから…」と言って断る。
魅力的な仕事だったが、浩司はぐっとその衝動を抑える。

娘がいなくなることに耐えられない母

波瑠×斉藤由貴×柳楽優弥「お母さん、娘をやめていいですか?」第7話 場面5 (C)NHK

ついに迎えた新居の引き渡し日。
美月は顕子の言葉を信じ、新居にやってくる。
久々に美月が姿を現したことで、顕子は元気を取り戻す。
新しい家に入り、ウキウキと楽しげに松島と雑談して盛り上がる顕子。

家を引き渡した後、ハウスメーカーに勤務する松島の先輩・立原真紀(壇蜜)は、「本当に大丈夫なのかな?」と松島に言葉をかける。

松島が去った後、「またここで仲良く暮らせるなんて夢見たい…」と顕子は言い出す。
美月は「ママ、嘘ついたの? 自由にしていいって言ってくれたのは、私を呼び出すため?
私はここでは暮らさないよ、一人で生活するの。ママはパパとここで暮らすの」と顕子に言う。

すると顕子は「みっちゃんは結婚なんかしなくていいの。それが一番幸せになれる。なんでも言えて分かり合えるのは結局親子しかないのよ」と言うと、「私ママに何でも言えるわけじゃない! 本当は私教師に向いているかどうかもわからない。ママを喜ばせたくて教師になったから。優しくて真面目なみっちゃんなんていないの!」と声を荒げる。

美月の言葉を聞いてショックを受けた顕子は、「そんなの本当のみっちゃんじゃない! 本当のみっちゃんに戻って!」と取り乱すと、美月は「ママが重いの!」と母へ別離の言葉を投げかける。

娘に拒絶された母・顕子は、「だったら自由にしなさい。でも松島さんとは別れなさい! 独立するのに男の人に頼るなんておかしいじゃない!」と本心を吐露する。
「ママ、私に嫉妬してるの? 言う通りにしていたらママは幸せそうだけど、私が自分で幸せになろうとするの嫌なんでしょ? …ママ…辞めていい? あなたの娘を辞めていいですか?」
美月は心にしまいこんでいた言葉を、ついに口にする。

次回、第8話(最終回)は3月3日(金)よる10時から放送。

NHK系列ドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」。
第 8話(最終回)は、「家を出るなら私を殺して」とまで顕子に言われた美月は、一度家に戻ることに。
そんな美月を松島は、長年会っていなかった自分の母親に会わせようとするのだが…。
第8話(最終回)は3月3日(金)よる10時から放送。

「お母さん、娘をやめていいですか?」公式サイト
http://www.nhk.or.jp/nagoya/okamusu/

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