原作との違いが楽しめるドラマ「民王」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

高視聴率を記録し注目を集めたドラマ「民王」。 原作と大きく違う点がいくつもありましたが、逆にその見事な脚本が絶賛されました。 見逃してしまった方、原作は読んだけどドラマは観ていない方は、改めて高評価を獲得した ドラマ「民王」をご覧ください。


原作との違いが楽しめるドラマ「民王」

人気作家池井戸潤の「異色」の作品が原作

池井戸潤の作品は、次々とドラマ化され、いずれも注目されていますが、その中でもこの「民王」の原作である同名小説は、総理大臣の父とバカな大学生の息子の中身が入れ替わるという異色の作品です。

池井戸潤のファンの間では、良く知られていた作品でしたが、ドラマ化が発表されてから、その異色性に注目が集まり、ストーリー展開の魅力から、回を追うごとに話題となりました。

民王

テレビドラマ 国内ドラマ コメディ ヒューマン 社会派

製作年:2015年

入れ替わった父とバカ息子。「天然総理」がニッポンを変える!

主演の2人の「入れ替わり」の演技が凄い

総理大臣の父に遠藤憲一、息子に菅田将暉という、実力派のキャスティングも注目を集めました。

そして、いざドラマがスタートすると、強面の武闘派である父と、優しい「女子力男子」の息子が入れ替わるという、難しい役を見事にこなす二人の演技が話題になりました。

入れ替わる前と後を、完璧に演じ分けていて、ストーリーに説得力が生まれました。

とにかく凄いの一言です。
このドラマのいわば肝となる部分が上手くいったからこそ、視聴者を惹き付けたのではないでしょうか。

ドラマの演出が秀逸

主人公2人が入れ替わるときに、魂が抜けるような映像表現、ちょっと笑ってしまうような効果音、さりげなく入るギャクの要素など、一歩間違うとおふざけが過ぎて、ドラマ全体のバランスが崩れてしまいがちですが、それをギリギリのラインで抑えて、独特な雰囲気を演出しています。

また、実際の政治家の失言を思わせるようなセリフがあったり、他の池井戸作品や、出演者の他の作品をちょっとした小ネタとして取り入れてあったり、分かる人は思わずクスリとしてしまう、そんな遊び心も魅力の一つになっています。

また、思わずホロリと涙してしまう演出も差し込まれているので、笑えて泣けるドラマとして、人気がありました。

脇役のキャスティングも贅沢

ライバルの政治家に草刈正雄、大物のラスボス政治家に西田敏行、その他にも金田明夫、高橋一生など、実力派の俳優が揃った豪華なキャスティングも話題になりました。

さらに「え?こんな演技をさせるの?」と言った意外性があって、思い切った演出も魅力でした。

特に草刈正雄演じる政治家が、自分の娘と入れ替わった時の「オネエ」なセリフや仕草は、さすがの演技でした。

また主題歌に合わせ、出演者が赤いスカーフを振りながら、ダンスを披露しているエンディングの映像も、そのはっちゃけぶりがネットでも話題となり、「何度見ても楽しい」と、チャンネルを合わせる人もいたようですね。

原作とは違うオリジナルのストーリー展開

主人公の一人である総理大臣の息子が、女子力の高い男子になっていたり、登場人物の設定が原作と違う部分がいくつかありました。

また,オリジナルのエピソードも加えられ、ドラマ終盤のクライマックスに向けてのストーリー展開も,原作とは大きく異なる内容になっていました。

原作と違いすぎる部分は、ともすれば批判の対象になりがちですが、「民王」では、池井戸潤が絶賛するほど、上手い脚本と演出になっていました。

面白い脚本により、原作を読んだ人もドラマの続きを見たいと思った要因になったのだと思います。

いかがでしたか?
「民王」を見ていない人も見たくなったのではないでしょうか?
また本放送を見ていた人も、もう一度見直したくなったのではないでしょうか?

面白い原作を更に面白くした脚本と演出、主役2人の凄すぎる演技に、脇役のキャスティングの魅力と、様々なプラス要素が上手くかみ合った「民王」は、大成功のドラマだったと言えると思います。

<<

<

  • 1

>

>>

この記事のジャンル/テーマ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今、あなたにオススメ

この記事の関連ニュース

PAGE
TOP