30周年を迎える清里フィールドバレエ~「スペシャルガラ」では在京バレエ団のトップダンサーらが集結

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『ドン・キホーテ』
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30周年を迎える清里フィールドバレエ~「スペシャルガラ」では在京バレエ団のトップダンサーらが集結

毎年7月末から8月上旬、清里「萌木の村」の特設ステージで開かれる野外バレエ「清里フィールドバレエ」が2019年で第30回を迎える。この記念すべき年に、清里フィールドバレエでは全幕作品として新作『眠れる森の美女』と、2018年に初演し、好評を博した『ドン・キホーテ』を上演する。さらに30周年記念の特別プログラムとして、清里フィールドバレエで第1回目から公演を続けてきたバレエ・シャンブルウエストをはじめ、新国立劇場バレエ団、東京バレエ団など主だった在京バレエ団を代表するダンサーが出演する「30th スペシャルガラ」「30th ファイナルガラ」を行う。東京でもこれだけのバレエ団のトップダンサーらが一堂に会することは滅多にない、非常に貴重な機会であり、30周年を記念するにふさわしい公演に期待が高まる。

新制作となる『眠れる森の美女』(イメージ)

■新国、東バ、スタダンに牧、谷。主だった在京バレエ団が一堂に!

「清里フィールドバレエ」は屋内の劇場では決して味わうことのできない、屋外ならではの解放感と自然の舞台が生み出す幻想的な世界が最大の魅力だ。地元の人々や、夏の清里高原の澄んだ空気の中で行われる公演に魅了されたフィールドバレエファンに支えられ、時には雨天に悩まされながらも、清里フィールドバレエは30年の年月を積み重ねてきた。

30周年を飾るガラ公演は、日程前半の8月1日・2日「30th スペシャルガラ」と、フィールドバレエの千秋楽を飾る「30th ファイナルガラ」の、計3日間が行われる。

『ドン・キホーテ』

「30th スペシャルガラ」には在京バレエ団ゲストとして、新国立劇場バレエ団プリンシパルの小野絢子と福岡雄大(8月1日のみ)、スターダンサーズバレエ団からは塩谷綾菜と高谷遼、谷桃子バレエ団プリンシパルの永橋あゆみと今井智也、牧阿佐美バレヱ団プリンシパルの青山季可と菊池研、そして英国ロイヤルバレエ団のアーティスト佐々木万璃子(8月2日のみ)が出演。演目の詳細は後日発表となるが、「それぞれのバレエ団とダンサーならではの個性が生きる演目が組まれることになるだろう」とバレエ・シャンブルウエストの今村博明総監督は話す。

また「30th スペシャルガラ」は東京バレエ団プリンシパルの上野水香が出演し、『眠れる森の美女』よりローズアダージョを披露するほか、バレエ・シャンブルウエストの川口ゆり子とジョン・ヘンリー・リードがパ・ド・ドゥを踊るなど、バレエ団メンバーによる30周年の記念公演を締めくくるにふさわしいプログラムが予定されている。

■全幕公演も日替わり主演。リアルな森を舞台とした「眠り」にも注目

本物の森と星空の中で上演される全幕バレエも注目だ。清里フィールドバレエではこれまでも野外ステージならではの演出で『ジゼル』『白鳥の湖』『シンデレラ』などを上演してきた。最近では『白鳥の湖』の3幕の冒頭や、『ジゼル』の村祭りの始まりなどに花火も打ち上げられるなど、野外舞台ならではの演出が舞台に一層の華やかさを添えている。

30年の歴史の中で初の全幕上演作となった『ジゼル』

30周年の新制作となる『眠れる森の美女』では「森の中でオーロラ姫の幻影と王子が出会うシーンが、野外バレエならではの見せ場の一つになるだろう」と今村総監督。もう一つの演目『ドン・キホーテ』は、ドン・キホーテの夢のシーンが本物の森の中でより一層の幻想世界を醸すほか、バレエの超絶技巧も目白押しで見応えも満点だ。

全幕バレエの出演者は、新国立劇場バレエ団の小野絢子と福岡雄大がゲストダンサーとして開幕の『眠れる森の美女』を踊るほか、全ての日程で日替わりの主演が予定されており、バラエティ豊かな舞台が期待できそうだ。

『ドン・キホーテ』では萌木の村の木馬も登場

チケットの発売は5月頃を予定しており、雨天中止の際も、日にちと席種によっては払い戻しが適用される。フィールドバレエでは時には舞台上に満月が浮かび、またある時には雲間からの月の光が絶妙な演出を加えるなど、「箱」の劇場ではけっして味わうことのできない、自然の中だからこその一期一会の舞台世界に身を置くことができる。ぜひこの機会に30年の歴史を持つ、幻想的な野外バレエを体験してみてはいかがだろう。

(文中敬称略)

山梨県北杜市
The清里フィールドバレエとは


日本で唯一、継続して行われている野外バレエ。山梨県北杜市清里の萌木の村特設野外ステージにて、毎夏7月末~8月上旬に上演される。
総監督はバレエ・シャンブルウエスト今村博明、芸術監督は同川口ゆり子で、公演はバレエ・シャンブルウエストの団員。「本物の森で、本物の芸術を」という目標のもと、1990年8月に第1回公演を行った。その当時はガラ公演と『ジゼル』2幕の上演で、観客わずか350人のみであったが、次第に評判が広まり、第3回公演では初の全幕バレエ『ジゼル』を上演。以後『白鳥の湖』『シンデレラ』のほか、『タチヤーナ』『かぐやひめ –LUNA–』といった今村総監督振付による創作バレエなど、自然の森と星空ならではの"舞台セット"を生かした作品を次々と上演。次第に清里の夏の風物詩として定着する。在京バレエ団トップダンサーのゲスト出演や、元ボリショイバレエ団のプリンシパル、ニーナ・アナニアシヴィリのゲスト出演などでも話題を呼び、現在では期間中に約3万人を集める公演となっている。

『白鳥の湖』



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