イケメン3人がたどる数奇な運命?玉森裕太主演「重要参考人探偵」第1話レビュー

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ひとせ ゆみ

彼が歩けば死体に当たる? 玉森裕太(Kis-My-Ft2)主演、テレビ朝日系列ドラマ「重要参考人探偵」。10月20日(金)に放送された第1話は、7歳にして死体発見デビュー。死神もどきなモデル、弥木圭(まなきけい/玉森裕太)登場。


玉森裕太主演「重要参考人探偵」第1話 (c)テレビ朝日

面倒は嫌いなんだが…

主人公の圭が森に昆虫採集に訪れて初めての遺体を発見したのが7歳。完全なトラウマだが、その後も次々と遺体の第一発見者になってしまう。子どもの頃はさておき、当然、「第一発見者が重要参考人」という捜査の基本に晒され、何度も重要参考人となっている。こんなに度重なれば、連続殺人鬼と疑われても不思議ではないが、幸いそこは免れている。圭にとって死体は、「突然(目の前に)現れる」ものなんだとか。いや、それ、「特異体質」と呼んでスルーしていいところなのかな…!?
ともあれ、第1話開始早々、目の前に飛び降り自殺者が落ちて来る。「慣れてるんで…」と平静を装うとして吐いちゃう圭…「面倒は嫌い」と言いつつ、何度遺体を見ても人間として大事な部分が欠けてないのはラッキーなんじゃないかなあ。

玉森裕太主演「重要参考人探偵」第1話 (c)テレビ朝日

そんな彼の楽しい仲間

数奇な運命を持つ圭が生計を立てるのはモデル業。どんな業界にも「ピン」と「キリ」があるもので、圭はその「キリ」の方と言って良い。モデルエージェンシー 「ウェーブ」に所属しつつ、商品パンフレットやスーパーのチラシモデルとして、割れた腹筋を惜しげも無く披露しているのだ。で、なぜかキャラがかぶりがちな2人のモデル仲間・シモン藤馬(古川雄輝)と周防斎(小山慶一郎)。シモンは女受けが良く聞き出し上手、周防は推理好き。これに死体に縁ある圭が混じれば、あっという間にイケメン探偵団の出来上がり。さて、3人が携わった新たな仕事は、「ミウラ時計」が15年の歳月をかけて開発された腕時計「ログゼル」のパンフレット撮影。お。なかなかいい仕事なんじゃないかー。撮影に立ち会ったのは、商品企画部の宇田川周平(マギー)。そして、最後に現れて彼らを商品紹介のレセプションパーティーに誘ったのは女部長・小高邦枝(遼河はるひ)。絵に描いた高飛車女なのだ…。

そしてまた1つ死体が現れる

レセプションパーティー会場で圭たちを待ち受けていたのは、ミウラ時計の社宝、数億の価値がある懐中時計の展示とミウラ時計の牛込社長のおもてなし。圭は社長がつけていた初回限定版のログゼルをもらう。
そして始まる小高部長のスピーチにアドリブでエスコートしろ、と言いつけられる。ホスト扱い…この我が物顔感、会社の権威を自分の権威と思っている感じ…一昔前の管理職なおじさんと一緒じゃないか!
そんな「やな感じ!」な小高部長の身に、突然の不運が襲いかかる。会場が暗くなった瞬間、頭上からシャンデリアが落ちてきて、死亡してしまったのだ…! 直前までエスコートさせられていた圭は、たくさんの人たちと同じ空間に居ながら、またもや第一発見者になってしまう。大パニックの現場で、周防が1人冷静に発見したのは、シャンデリアを支えていたワイヤーが特殊なカッターで切られていたこと。完全なる他殺事件。駆けつけた捜査一課の刑事は登一学(豊原功補)と美しい新米女刑事・早乙女果林(新木優子)。
そして、捜査一課長・古仙淳(西岡徳馬)。手柄にガツガツした登が果林をいじめ、古仙が果林を励ます…そんなループのできた人間関係を織りなしながら捜査は進む。殺人のどさくさに紛れて展示ケースから懐中時計が盗まれていたことも事件をややこしくしそうな空気だ。そんな時、圭はポケットにつっこんだ自分の手に触れたものに驚愕し、肝を冷やす。ポケットにはなぜか、懐中時計が入っていたのだ…! パニックしそうになった万事休すのとき、周防の助け船発動。パーティー前、たとえ人を殺しても懐中時計が欲しいと言っていた古美術商の男を告発する。古美術商の男は全員の身体検査を提案し、身の潔白を証明しようとする。完全に詰んだ…圭が取った行動は、「逃げた」。バカな。どうするの。緊急配備で重要参考人身柄確保…って、完全に犯人扱いですよ!

事件の素材

圭のピンチに乗り出したのは、シモンと周防。シモンはミウラ時計の女子社員をナンパしまくり、おしゃべりし、小高の会社での評判から動機のある人間がいないか探る。さらに周防は小高のスピーチ立ち位置を誰が決めたのか探る。決めたのは社長であると聞き、さらにシモンも時を同じくして小高は社長の愛人であったことを突き止める。会社での評判は最悪で、「ミスは部下のせい手柄は自分のおかげ」とひどい振る舞いをしていたことが鮮明になって来る。最大の罪はログゼルを発案・開発したのは宇田川であるにもかかわらず、社長にねだって部長の地位を手に入れたことだ。
真犯人は社長か…!? と思った矢先、社長が屋上から投身自殺しようとする。婿養子で社長の座についている自分が事件をきっかけに愛人関係がバレ、社宝である懐中時計まで失ったと会長に知れたら、自分の人生は終わりなのだと悲観したのだ。とっさに「懐中時計はここにあります!」と飛び出して自殺を阻止する圭。かくして圭はあっけなく捕まり、連行されそうになる。

火事場のバカ推理?

今までのシモンと周防が集めた情報、そして自分が知っていることをフル活用し、推理力を発揮し始める圭。まず、なぜ自分のポッケに懐中時計が入っていたのか…圭は、これをある出来事の延長線上で捉え、推理した。「犯人は牛込社長のポケットに入れたかったのではないか」「しかし、自分が社長からもらった腕時計をしていたため、それを知らなかった犯人は、暗闇で光る文字盤を見て、自分を社長だと思い込んだのではないか」ということだ。動機について一番強いのは、宇田川。まさにプロジェクトリーダーの座を奪われたのだ。少なくとも懐中時計を盗み出したのは間違い無く宇田川であると指摘する圭。展示してある時、ガラスケースの中、懐中時計は中の構造が見えるようにオープンな状態で展示されていた。本当にみんなが思うように犯人がガラスを破って時計を盗んだのであれば、時計は間違い無く割れたガラスの破片が降り注いでギミックが壊れていただろう。つまり、懐中時計は鍵を開けてそうっと盗み出されたものだ…ということ。ここまで断言して圭の精神状態が面白い。内心ヒヤヒヤして、「頼む、推理合っててくれ」と祈っているのだ。答えは…正解。宇田川は時計を愛するがゆえに、人は殺せても 価値ある時計を壊したくなかったのだ。動機はずばり15年かけて開発した時計の手柄を横取りされ、しかも時計そのものに全く興味がない、と言って憚らなかった彼女を憎んだのだ。

一件落着と大きな謎

さて、かわいい果林刑事はこの推理の裏付けをとるため、1人奮闘していた。リアルに犯人逮捕ができたのは、果林の功績が大きい。しかし、警察でも手柄の横取りは横行していた。登が犯人を連行し、果林には報告書だけを書かせるのだ。それでも黙々と報告書を書く、健気な果林。実は大学時代の圭の元カノだという…! なんと美男美女なペアなんだ。しかし圭は刑事になりたい彼女の足手まといにならないよう、別れた…。死体、発見しすぎだからね。
しかし、このおかしな体質にも何か裏がある様子。一課長の古仙は、警視総監・吉倉誠司(松平健)に今回の事件の第一発見者が圭だったことをわざわざ報告する。ん? なぜに…それは、圭が7歳で森で発見した最初の殺害遺体が関わっていた。遺体は当時巡査部長だった様子。迷宮入りでもしているのだろうか。展開が気になるところだ。
それにしても、ウェーブで全員が筋トレするシーンはなかなか圧巻。イケメン探偵団の今後に期待。

次回第2話は、10月27日(金)よる11時15分から放送

華やかな世界の陰…? 殺人オーディションとは一体なんだろう?
第2話は、テレビ朝日系列で10月27日(金)よる11時15分から放送。

「重要参考人探偵」公式サイト
http://www.tv-asahi.co.jp/sankounin/

重要参考人探偵

弥木 圭(まねき けい)は、なぜか死体を見つけてしまう体質(?)の男性モデル。そのせいで、しばしば犯...

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432円/巻

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