【連載コラム】蟹江一平、エレファントカシマシの新春ライヴに行く(第21夜)

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蟹江一平

皆さんこんばんは、「蟹江一平の今夜も歌っていいですか?」第21夜です。


東京国際フォーラムの告知看板。ん〜、ツルッとしていて無機質! でも音はやっぱり気持ち良かったなー。トイレもめっちゃキレイで……ライヴ後、個室で15分くらい寛いじゃいました(笑) (c)蟹江一平

2016年、明けましておめでとうございます!
今年もこのコラムを宜しくご贔屓にお願いを致します。

さてさて、2016年、幕が開きましたがいかがですか…… 皆さん。
今日は1月6日の水曜日、そろそろ仕事始めという方も多いのかな? 僕は月曜日から仕事スタートしました。なんなら元旦からでも良かったんですが。初めてバイトしたのが高1の16才で、お寺の近くの蕎麦屋さんだったんですが大晦日→お正月&3が日、1月5日くらいまで繁忙期でとにかく忙しかった…… それがまた楽しくて。年末年始、働き詰めな感じも嫌いじゃなくて。みんながお休みの時に働く、あの何とも言えない寂寥感…… たまりません。なので、その後も「休日祝日も働かせてくれる」バイトばっかりしてました。時給も良いですしねw  ゴールデンボンバー・鬼龍院翔さんがここ数年、元旦バイトをやってますが、俺も久々にやりたくなっちゃってます…… 来年あたり、年末→年始にどこかのファミレスの厨房で雇ってもらおっかな。ファミレス…… やっぱりバーミヤンだな。ILOVEバーミヤン! でもそうすると10月くらいから入った方がいいな、職場は連係プレーですからね、勤続最低3か月はやらないとお互いの間合いや距離感掴めませんからね…… でももう、「バイト人生」には戻りたくない! というのが本音なので、やっぱり芸能のお仕事がんばります! ってなんか、めんどくさくてスミマセン!

今年も健康第一で、仕事第一で生きて行きます。日々精進して熱い2016年にしたいと思ってます!

そんな熱い想いを、さらに熱くしたいと思い1月4日に東京国際フォーラムで行われた、エレファントカシマシの新春ライヴに行って来ました。

エレカシへの想いについては、以前このコラムでも書かせて頂きましたが(詳しくは第8夜をご参照してください)、2016年新春一発目のワンマンライヴですからね、期待は募ります。会場は…… 国際フォーラム。ん〜、正直あんまり好きなハコではないんです…… ちょっと無機質にキレイ過ぎるのでクラシックとかオペラとかなら合うのかなと、どうにもロックには合わない気がしてて…… ましてや、エレカシの泥臭いロックンロールにはそぐわない気が…… でも、エレカシもストリングス多様してる楽曲たくさんあるしいいのか、いいよな、新春だしな、国際フォーラムの無機質な空間にエレカシのロックンロールがどんな響きを魅せてくれるのか、そこを楽しもう! と切り換えてホールの客席に座りました。

会場は、ほぼ女性で埋め尽くされていて。相変わらず宮本浩次さんは母性をくすぐるんだろうな〜、なんて思ったり。そんな中に、男性の姿もチラホラ。昔は男性客ばっかりだったんですエレカシのライヴ。「男に響く、男のロックンロール」って感じでしたから。ステージに投げる声援も、男のダミ声ばっかりだった(笑) お隣の席にはお父さんと、小学生くらいの息子さんが。会話に耳を傾けてると、どうやらお父さんが長年好きで、息子さんも好きになったようです。「美しきエレカシファンの系譜」を感じました。

開演前のSEもイイ感じです。60年代〜70年代のロックンロールなのかな。渋いサウンドが会場を柔らかく包み込んでて。しばらくすると、ストリングスが鳴るクラシカルなSEに変わっていき……

暗転!!

ライヴスタートです!

オープニングからバンドのサウンドはうねり、ストリングスも美しく響き、ボーカル宮本さんの歌声も伸びやかで……2階席だったんですが、「国際フォーラム気持ちイイな!! 素晴らしく気持ちイイ音響空間ですね!」と最初に抱いた偏見を詫びました(笑)

宮本さんのボーカルは、年々進化&深化しているように感じます。高音の伸びも、低音の響きも、ささやきも、絶叫も咆哮も、楽曲によって自在に変化させて歌を紡いでゆく。タバコをお止めになったからでしょうか、とにかく気持ちイイ歌声が国際フォーラムの会場全体に響き、機械的で無機質なハコに「エレカシのぬくもり」が染み渡って行くようでした。フォーラムならではの「照明アクション」も美しくてダイナミックで、見応えありましたね。

ドラムスの冨永義之さんのドラミングもパワフルで気持ち良かったですね〜。トミさんのドラミングって手数少なくてシンプルに思われがちなんですが、結構テクニカルなんです。ライヴでは細かいプレイを見ることが出来るので、「ああ、あの曲のタム回しからのシンバルってあんな感じで鳴らしてたんだ……」なんて発見するのも楽しい。

ベースの高緑成治さんはこの夜も渋かった…… 「渋いベースマン」まさに、文字通り! でも音はグイングイン来てましたね。時にワイルドに、時にマイルドに。音も佇まいも、やっぱりカッコいいなー。宮本さんとの熱量の違いも、またエレカシ。高緑さんは「静かなる激情」でエレカシサウンドを支え続けてるんだろうな。渋くうねるベース、たまりません!

ギターの石森敏行さんは、やっぱり「ファイティングマン」だな! あのイントロは石森さんにしか弾けないと思う。過去、何度も真似したけどあの音にならない。相変わらず、宮本さんに腕引っ張られたり背中押されたりしてオズオズと前に出てギターソロ弾いたりするのも、またたまらない(笑)  

セットリストはニューアルバム「RAINBOW」からの楽曲あり、初期〜中期の楽曲あり、新旧織り交ぜて美しいロックから泥臭いロックまで多彩な楽曲をプレイしていた。

「東京国際フォーラムでの新春ライヴ」ということで、キレイに収まるのかな…… 何か物足りなくなりそうだな…… なんて思ってましたが、アンコールで宮本さんの「多分、舞台監督さんに道行きがスピーカーで狭まってるので行かないで下さいと言われていたであろう上手下手の花道」での軽めの破天荒なアクションも見られて、大満足(笑)

無機質な国際フォーラムに「エレカシの奏でるロックンロールの熱い火」が灯された、星の降るような夜になりました。

「俺たちの明日」、今年もこの曲を胸の中に秘めて不器用に日々を戦って行きたいと思います……

⇒シングル「俺たちの明日」 楽曲ページへ

さあ、がんばろうぜ!!

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■蟹江一平プロフィール

蟹江一平 東京都出身、1976年生まれの39歳。

1999年NHK朝ドラ「すずらん」でデビュー。以後数々の映画、ドラマに出演するも15年以上もの間「やや売れ俳優」として地道に活動を続ける。
2014年10月、CX系「アウト×デラックス」出演後、バラエティー番組に出演し始め「2015年、やや売れ俳優からじょじょ売れ俳優になり始めた」(本人談)。
2015年10月からはTBSラジオ「ザ・トップ5」金曜パーソナリティを務めている。
(番組HP:http://www.tbsradio.jp/top954/)
無類の音楽好きでカラオケ好き。夢は「CDを出して全国ツアーしたい!」とのこと、今後俳優業はどうなってしまうのかー?!

蟹江一平

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