【#1】「このマンガがすごい!2016」2位『ゴールデンカムイ』野田サトルインタビュー| 圧倒的面白さの"アイヌ"漫画 (1/2)

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このマンガがすごい!WEB

「このマンガがすごい!WEB」×music.jpのスペシャルコラボ企画!「このマンガがすごい!2016」で見事、オトコ編2位にランクインした『ゴールデンカムイ』。作者の野田サトル先生のインタビューを特別掲載します!(全3回)


『ゴールデンカムイ』

人気漫画家のみなさんに“あの”マンガの製作秘話や、デビュー秘話などをインタビューする「このマンガがすごい!WEB」の大人気コーナー。

今回お話をうかがったのは、野田サトル先生!

厳しい北海道の自然、そしてそれと共存していくアイヌの知恵。獣以上に狂暴な男たちとの戦いに、おなかを満たしてくれるおいしそうなごはん! と、おもしろさてんこ盛りの『ゴールデンカムイ』。『このマンガがすごい!2016』ではオトコ編第2位にランクインした注目作の著者・野田サトル先生を直撃した!

※作中、小文字で表現されている用語が、本サイト上ではただしく表記できない箇所がございます。()で囲まれた文字は、作中で小文字で扱われている文字となります。ご了承ください。

電子書籍でも好評配信中の「ゴールデンカムイ」

ゴールデンカムイ

『不死身の杉元』日露戦争での鬼神の如き武功から、そう謳われた兵士は、ある目的の為に大金を欲し、かつて...

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野田サトル先生 プロフィール

北海道出身。
2003年、「別冊ヤングマガジン」掲載の「恭子さんの凶という今日」でデビュー。
代表作はアイスホッケーに情熱を燃やす高校生を描いた『スピナマラダ!』。
現在は「週刊ヤングジャンプ」にて『ゴールデンカムイ』を連載中。
twitterアカウント:@satorunoda

圧倒的な支持を受けての2カ月連続リリース

——『ゴールデンカムイ』が『このマンガがすごい! 2016』オトコ編で第2位になりました。まずは率直なご感想をお聞かせください。

数多の死線を乗り越え、“不死身”と呼ばれるに至った男の雄叫びが響きわたる! 手に汗にぎるアクションシーンも『ゴールデンカムイ』のみどころだ!

【野田】くやしいですね。「負けの2位」です。

——かなり残念そうですね?

【野田】1位じゃなければだれの記憶にも残らないでしょう。柔道の野村選手がオリンピックで3連覇したときの対戦相手はだれですか?

——いやぁ、すぐには思い出せないです。

【野田】そういうことです。

——単行本1巻発売時には、「このマンガがすごい!WEB」の2015年の「3月の『このマンガがすごい!』ランキング」オトコ編でも2位でした。

【野田】柔道の篠原選手が銀メダルだったとき、喜んだでしょうか? そういうことです。

——ずいぶんと「柔道推し」ですが、非常にわかりやすい説明をありがとうございます。ちなみにどちらも1位は……。

【野田】許すまじ『ダンジョン飯』です。

——連載開始当初の反響とか、どうでした?

【担当】おかげさまで連載開始当初からアンケート結果がよかったので、「売れる」と確信がありました。ですから、早く1巻を出したいという気持ちはあったんですけど、強気で2カ月連続のコミックス刊行をやりました。

2カ月連続刊行。そして「このマンガがすごい!WEB」史上初となる、2カ月連続ランクインを果たした『ゴールデンカムイ』。連載当初からその存在に、だれもが注目していたのだ。

——たしかに珍しいリリース形式でしたね。

【担当】2カ月連続でコミックスを発売するのには、いろいろなメリットがあります。まず読者さんにとっては、興味を持続したまま次の巻を読めるのでストレスがない点ですね。来月に次巻が出るとなれば、書店さんは前巻を返本しないで店頭に置いてくれます。前巻が予想以上に売れて緊急重版をかけた場合、次巻といっしょに前巻の増刷分が書店さんに並びます。

——営業的にはかなりメリットがあるんですね。ただ、売れる確信がないと、なかなか踏みきれないことですね。

【担当】『ゴールデンカムイ』に関しては、確信はあった……んですが、それでも重版の連絡を受けたときには喜びと安堵で膝から崩れ落ちました(笑)。

——野田先生は、連載開始時の反響は、どのように受け止めていましたか?

【野田】アンケートの結果は担当さんから教えてもらったと思うんですが、内容はおぼえていません。でも「ウケないはずはない」と自信を持って描いていた記憶はあります。

——なるほど。読者の反応はけっこう気にされます?

【野田】もちろん気になります。ネットはあまりチェックできませんが、ファンレターはうれしいです。今の時代、手書きで文章を書く行為は労力が要りますから。それだけ思いが伝わってきます。

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