キスマイ藤ヶ谷×窪田正孝ドラマ『MARS』。原作マンガはココが面白い!

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日本テレビにて、1月24日に藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)と窪田正孝のダブル主演で放送が開始される『MARS〜ただ、君を愛してる』ですが、元は惣領冬実が1996年から2000年まで『別冊フレンド』(講談社)で連載していた少女マンガの『MARS』が原作となっています。 本作は連載が終了してからも人気の高い作品で、日本よりも先に台湾で『戰神 MARS』というタイトルで実写化もされている程です。 この台湾版のタイトルからもわかる様に、『MARS』は非常にハードな少女マンガとなっています。


「MARS」第1巻・惣領冬実(著)(講談社)

主人公たちのハードな生い立ち

『MARS』はキラと零の純愛を描いたラブストーリーなのですが、2人とも生い立ちが暗く、彼らの周囲には性的虐待や身内の自殺など非常にハードな過去があり、それが彼らのトラウマとなっています。

本作は彼らのトラウマの克服も大きなテーマなのです。

MARS

たったひとりしかいないだれかが、どこかにいる――。周囲から孤立してきた少女キラと、刹那的に生きる樫野...

432円/巻

思春期の無力さと無謀さ

キラと零は作品の早い段階で恋愛関係になります。
交際に発展してからが本題なのです。
キラは母親の再婚相手から性的虐待を受けていた過去があるため、零はキラを連れ出して同棲を始めます。
しかし、高校生2人に自活の能力などありません。
彼らは大人に頼らざるをえない無力さに直面します。

そして2人の関係に大きく関わってくるのが、今回のドラマで窪田正孝が演じるキャラクターである桐島です。
桐島は、かつての零が備え持っていた凶暴性に執着するあまり、色恋によって零を日和らせたキラを憎み、彼女に殺意を抱いています。

ドラマ版では零役の藤ヶ谷と桐島役の窪田がダブル主演と銘打たれている点から、キラと零の恋愛そのものよりも、零と桐島の対立がメインに描かれるのかもしれません。

90年代特有のヘヴィな展開

90年代のマンガやドラマ、小説は景況感や世紀末といった事もあってか、非常に暗い展開や登場人物達に暗い過去が設定されている事が非常に多いです。
『MARS』もそんな作品の1つで、2010年代以降のマンガとは明らかに趣が異なり、「なんで、そんなに不幸なの?」と思ってしまうくらい悲惨な目に遭ったりもします。

ドラマ製作サイドも90年代を意識している様で、ドラマ版のトレイラ―ではレベッカの「フレンズ」が使用されています。
「フレンズ」といえば、日本テレビ系ドラマ『ハーフポテトな俺たち』やフジテレビ系ドラマ『リップスティック』の主題歌で有名です。
どちらも若者たちが社会や大人たちに振り回され、無力な自我を持て余す作品となっています。
ドラマ制作サイドも『MARS 〜ただ、君を愛してる〜』をそういった作品に仕上げようという意思が感じられます。

『MARS』は、若者が傷つきながらも成長していく残酷だけど輝かしい青春ものが好きな方にオススメの作品です。

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