血の日本思想史 ――穢れから生命力の象徴へ 西田知己

血の日本思想史 ――穢れから生命力の象徴へ

著者
西田知己
出版社
筑摩書房
ジャンル
人文・社会科学 日本史 人文・社会科学 その他
配信日
2021年03月19日
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血の日本思想史 ――穢れから生命力の象徴へのあらすじ

古くは、日本社会は強い血族の結束を志向していなかった。「血縁」「血統」などの言葉は江戸時代の新語であり、それ以前には「血」は世代間で受け継ぐものではなく、もっぱら穢れを表す、死の象徴だった。それがなぜ江戸時代に「血」が家族のつながりを表すようになったのか。古代、中世から日本人の「血」へのまなざしの変遷をたどり、近世における宣教師の影響や、近松門左衛門の浄瑠璃における「血」という語の「発明」などに注目。日本人の生命観の変転をみる、新しい思想史の試み。

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