芥川賞受賞作が1位・2位獲得!年間文芸ランキング1位は人気お笑い芸人による超ヒット小説

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music.jp 2016年 年間文芸ランキング第1位を獲得した又吉直樹「火花」 (c)又吉直樹/文藝春秋
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今年も話題に事欠かなかった文芸ジャンル。芥川賞受賞作はもちろん、新人作家の処女作にも注目作が登場しました。エンタメ総合サイト「music.jp」で発表された2016年 年間文芸ランキングは、はたしてどのような結果になったのでしょうか。

人気芸人の処女作が話題に 第1位 又吉直樹『火花』

お笑いコンビ・ピースとして活動する人気お笑い芸人である又吉直樹の処女小説『火花』が、堂々の1位を獲得。本作は、売れないお笑い芸人を主人公に描かれた純文学小説です。第153回芥川龍之介賞を受賞したことで“お笑い芸人が書いた芥川賞小説”として大きな話題になり、又吉本人の人気とも相まって、文芸作品としては異例の大ヒットを記録。およそ240万部という驚異の売り上げを達成しています。

現代人の想いにリンクする 第2位 村田沙耶香『コンビニ人間』

第2位にランクインしたのも、芥川賞受賞作です。村田沙耶香『コンビニ人間』は、作者自身のコンビニ・バイトの経験をもとに描かれた異色作。主人公が社会との繋がりや“普通”になれないことへのコンプレックスに悩む姿が描かれ、同じような悩みを抱える多くの人からの支持を集めました。評論家からの評価も高く、中には“芥川賞史上最高”に面白いと評する人も。主人公が最後にたどり着くのはどのような生き方なのか、結末が気になる作品です。

彗星のごとく表れた話題作 第3位  住野よる『君の膵臓をたべたい』

住野よるのデビュー作『君の膵臓をたべたい』がランキング3位に。小説投稿サイトに投稿したことをきっかけに出版に至った本作は、衝撃的なタイトルと、それとは裏腹に切なく感動的なストーリーで話題を呼び、口コミを中心に瞬く間に大きな評判となりました。
2017年夏には小栗旬・北川景子主演で映画が公開されることも決定。“キミスイ”のヒットはまだまだ続きそうです。

住野よる作品は第10位にもランクイン

“キミスイ”で心を掴まれ、新刊を心待ちにしていたというファンも少なくない住野よる。彼の第2作目となる『また、同じ夢を見ていた』が、10位にランクインしています。
幸せとはなにか、人生とはなにかをテーマに描かれた本作。前作に続き読者の評価は高く、静かな感動に浸ることができると話題となりました。住野氏の続作には今後も注目ですね。

芥川賞受賞作から投稿サイト出身作など、話題となった作品が上位を飾ったmusic.jp 2016年 年間文芸ランキング。普段本を読まないという方でも夢中になれるような秀作が揃っています。この機会にページをめくってみては?

■music.jp 2016年 年間文芸ランキング

第1位 火花  又吉直樹
第2位 コンビニ人間 村田沙耶香
第3位 君の膵臓をたべたい 住野よる
第4位 天才 石原慎太郎
第5位 羊と鋼の森 宮下奈都
第6位 コーヒーが冷めないうちに 川口俊和
第7位 教団X 中村文則
第8位 世界から猫が消えたなら 川村元気
第9位 イニシエーション・ラブ 乾 くるみ
第10位 また、同じ夢を見ていた 住野よる

集計期間:2015年12月1日〜2016年11月30日

コンビニ人間

第155回(2016年上半期)芥川賞受賞作 36歳未婚女性、古倉恵子。 大学卒業後も就職せず、コン...

また、同じ夢を見ていた

デビュー作にして25万部を超えるベストセラーとなった「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」の著者が贈る、...

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