芥川賞受賞・村田沙耶香「コンビニ人間」がオリコン初登場総合首位

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オリコン週間“本”ランキングBOOK部門初登場1位を獲得した「コンビニ人間」(村田沙耶香/文藝春秋/7月27日発売)
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2016年8月8日付オリコン週間“本”ランキングの総合部門にあたるBOOK部門では、7月19日に発表された「第155回芥川龍之介賞・直木三十五賞[平成28(2016)年度上半期]」(日本文学振興会主催)で芥川賞に選出された「コンビニ人間」(村田沙耶香/文藝春秋/7月27日発売)が週間5.9万部を売り上げ、初登場1位を獲得した。

同作は、大学卒業後も就職せず、18年間コンビニのバイトを続けている36歳・未婚・彼氏いたことなしの女性を主人公に、普通の生き方からずれた人間を疎外する社会をユーモラスに描いたリアリズム小説。今回初ノミネートで同賞を受賞した作者の村田沙耶香は、2003年に「授乳」が第46回群像新人文学賞優秀作に選ばれデビュー。現在も執筆活動の傍ら、週3でコンビニバイトに入る“異例の作家”としても話題を集めている。

なお、2008年4月のオリコン週間“本”ランキング調査・発表開始以来、芥川賞受賞作による同部門1位獲得は、2012年2月27日付で記録した第146回同賞受賞作の「共喰い」(田中慎弥/2012年1月発売)、2015年3月23日付を筆頭に2015年9月14日付までで通算13週の1位を記録した第153回受賞作の「火花」(又吉直樹/2015年3月発売)に次いで3作目となる。

また、同・直木賞を受賞した「海の見える理髪店」(荻原浩/集英社/3月25日発売)が週間2.6万部を売り上げ、先週までの100位圏外から6位に急上昇。直木賞作品の同部門TOP10入りは、第153回[平成27(2015)年度上半期]受賞作の「流」(東山彰良/2015年5月発売)に次いで通算10作目となる。

文庫部門では、先週8月1日付まで第一巻と第二巻で4週連続同部門1位・2位を獲得していた、和田竜の長編歴史小説「村上海賊の娘」の文庫第三巻と第四巻(新潮社/8月1日発売)がそれぞれ1位(「〜 三」:週間4.9万部)と2位(「〜 四」:週間4.5万部)を獲得。ダン・ブラウンの「天使と悪魔 上」と「〜 中」(ともに訳:越前敏弥、デザイン:片岡忠彦/2006年6月発売)が2009年5月18日〜6月8日付で記録していた4週連続を7年2カ月ぶりに上回り、同一作家による初の同部門5週連続1位・2位独占を達成した。

写真集部門では、フィギュアスケート・羽生結弦選手の2015-2016シーズンを一冊にまとめた「アイスジュエルズ特別編集 羽生結弦 SEASON PHOTOBOOK 2015-2016」(撮影:田中宣明/舵社/7月29日発売)が週間売上1.0万部で1位を獲得。続いて、今年の“第8回AKB48選抜総選挙”で9位となり選抜入りを果たしたHKT48・兒玉遥のファースト写真集「ロックオン」(撮影:TAKEO DEC./ワニブックス/7月27日発売)が週間売上0.7万部で2位を獲得している。

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