amazarashi秋田ひろむ、文芸誌から熱烈オファー受け初寄稿! 地元・青森を謳った詩とは? (1/3)

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「別冊文藝春秋 電子版6号」文藝春秋・編
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 1946年創刊の文藝誌『別冊文藝春秋』(※2015年5月より完全電子化)に、動画総再生回数2800万回超、人気ロックバンドamazarashiのボーカルにして全作詞作曲を手掛ける秋田ひろむさんの「書下ろし詩」が登場します。

■文学は辺境より生まれる―青森が生んだ才人とは

 地元青森に根を下ろし、一切素顔を明かさずに活動しているにもかかわらず、ライブでは1万人規模のチケットが5分で完売、YouTubeにアップされたミュージックビデオの総再生回数は2800万回を超える人気バンドのamazarashi(あまざらし)。

 今回の文芸誌初登場によって掲載されるのは、「青森唱歌」「死の克服」「インダビルディング」「セットリスト」「渋谷の夜明け」という五篇の詩と、詩に対する思いを綴ったエッセイ「詩への一言」一篇。

 自らの拠って立つ場所を見つめた「青森唱歌」を始めとする作品から、二篇目「死の克服」、三篇目「インダビルディング」と進むにつれ、思いは東京、そしてミュージシャンとしての自身のアイデンティティへと飛翔していきます。

■気鋭の作家も絶賛「かつての町田康さんの出現が脳裏をかすめた」

 同世代の作家で、自身も小説の中に滲む詩性を高く評価される宮内悠介さんは、秋田さんの詩に触れ「羨ましいぐらいの才能」と賞賛の感想を寄せます。

■「オリジナルの詩」だからこそ生まれた新しい表現とは

 強烈な歌詞世界に定評のあるamazarashiは、これまでもCDに楽曲と同タイトルの詩を収録してきました。今回はその進化形であり、同時に楽曲と別テーマでオリジナルの詩を書下ろすという初めての試みでもあります。

秋田さんはこう話します。

「これまでは、とにかく前提となる楽曲を多面的に楽しんでもらえるようにという思いで、たとえば主人公をかえてみたり、テーマは同一ながら歌詞とは違う視点や意識で書くということを自分に課していました。今回はそういう制約から解放された初めての体験だったので、歌ではできないことに挑戦したいと思って
……最初に思い浮かんだのは『鉄道唱歌』で、ああしたいつもとは違うフォーマットに載せて書き始めてみたらすごく楽しくなってきて、テンションがあがっている自分に気がつきました。それに呼応するようにリズムからも解放されて、いまのような形の詩が生まれました」

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