わずか15年『未来の年表』自治体の半数が消滅、血液も火葬場も不足の恐怖

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『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(著:河合 雅司)


わずか15年『未来の年表』自治体の半数が消滅、血液も火葬場も不足の恐怖

あなたがもし、日本の将来に不安を抱いているのならば、本書を手にとってみていただきたい。なぜなら、これは日本でこれから起きることを「見える化」した1冊だからだ。

本書に書かれているのは、「不都合な真実」ばかりである。たとえば、東京オリンピックの年である2020年には、女性の2人に1人が50歳以上になる。39年には「深刻な火葬場不足」が起こり、40年になる頃には「自治体の半数が消滅の危機」に陥る──こうした著者の指摘はシンプルなだけに、読者の心にズバリ響く。

こうした現象が起きる最大の要因は、言うまでもなく少子高齢化に伴う人口減である。17年の時点で、日本の人口は約1億2653万人いるが、65年には約8808万人にまで減ると予想されている。

人口が減少すると、経済面と社会面の両方に大きな影響が出る。特に、人口に占めるボリュームの大きい「団塊の世代」が75歳以上になる2025年ごろには、社会保障費が膨張し、財政を圧迫するだろう。このような現象がドミノ倒しのように起これば、ひいては国家の存亡にすらつながりかねない。まさにゆゆしき事態なのである。

人口減少を、「静かなる有事」と名付けた著者の見方は鋭い。未来がどうなるかは誰にもわからないが、いますぐに行動を起こさなければ、未来に備えることはできない。そのことを強く警告する力作である。

目次

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大学倒産、介護離職増大、輸血用血液不足、空き家激増、火葬場不足──人口減少という「静かなる有事」がどう進むかをリアルに暴く。

著者紹介:河合 雅司

1963年、名古屋市生まれ。産経新聞社論説委員、拓殖大学客員教授、大正大学客員教授。中央大学卒業。専門は人口政策、社会保障政策。内閣官房有識者会議委員
、厚労省検討会委員、農水省第三者委員会委員などを歴任。2014年、「ファイザー医学記事賞」大賞を受賞。主な著作に『中国人国家ニッポンの誕生──移民栄えて
国滅ぶ』(共著、ビジネス社)、『医療百論<2015>』(共著、東京法規出版)、『地方消滅と東京老化──日本を再生する8つの提言』(共著、ビジネス社)など。

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ます。

本の紹介

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること 表紙画像

日本が人口減少社会にあることは「常識」。だが、その実態を正確に知る人はどのくらいいるだろうか? 第1部では「人口減少カレンダー」とし、2017年から2065年頃まで、いったい何が起こるのかを、時系列に沿って、かつ体系的に示した。第2部では、第1部で取り上げた問題への対策を「10の処方箋」として、なるべく具体的に提示した。本書は、これからの日本社会・日本経済を真摯に考えるうえでの必読書となる。



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