好評のうちにドラマ放送を終えた「悪党たちは千里を走る」の原作を紹介

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ドラマ「悪党たちは千里を走る」は誘拐事件の犯人に仕立て上げられた詐欺師が主人公。ドラマでは大注目のムロツヨシが主役を演じ、その相棒にミュージカル界のプリンス・山崎育三郎と黒川芽以が脇を固めました。


「悪党たちは千里を走る」貫井徳郎(幻冬舎)

■主人公は憎めない詐欺師

主人公は真面目に生きても無駄だと、人生をドロップアウトした高杉。高杉が相棒の園部、女詐欺師の三上と計画して誘拐事件を起こすところから物語は始まります。でも、誘拐といっても、大金持ちの子どもではなく、豪邸の犬。誰も傷つけずに大金を得ようと考えました。

そんなスケールの小さいところもクスッと笑えて、悪いやつなのに憎めない高杉のキャラクターに、ムロツヨシはぴったりでした。

■誘拐で大金をゲットするはずが?

ところが豪邸の犬を誘拐するはずだったのに、その豪邸の息子である少年に計画がバレ、愛犬誘拐計画が失敗。そして逆に、少年に狂言誘拐を持ちかけられます。

そこから雲行きが怪しくなります。なんと少年が本当に誘拐され、高杉が誘拐犯に仕立てあげられます。しかも、仕立て上げられただけでなく誘拐相手により、高杉が誘拐犯になって動くように命じられてしまいます。一体高杉はどう動いていくのか、真相はどこにあるのか、ここも注目のポイントでした。

■素直に物語を楽しんでほしい

深く考えずに物語自体を楽しんでほしい作品だ。確かに狂言誘拐などはよくある内容かもしれない。しかし、その笑いや物語のスピード感は素晴らしい作品である。それはドラマになっても変わらない。もちろん、さすがの貫井徳郎。最初からある伏線の回収も忘れていないので、最後にはすっきりと読後感を得られる。まずは、頭を空っぽにして思いっきり楽しんで読んでみてほしい。

「試し読み」をご利用する場合、画面の左右をタップすることでページの移動が可能です。

悪党たちは千里を走る

「真面目に生きても無駄だ」。しょぼい騙しを繰り返し、糊口を凌ぐ詐欺師コンビの高杉と園部。仕事先で知り...

試し読み

ドラマと原作では職業などに違いはありますが、ムロツヨシ演じる主人公の高杉の憎めないキャラクターは健在。もちろん誘拐事件を起こしてそこから巻き起こるドタバタ劇という軸は変わっていません。

ドラマと原作は少し違いますが、そのちょっとした違いを楽しむのも醍醐味のひとつだと思います。

ぜひ、ドラマで興味を持った方は、原作も読んでみてください。こちらもクスッと笑えること間違いなしです。

<<

<

  • 1

>

>>

この記事のジャンル/テーマ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今、あなたにオススメ

この記事の関連ニュース

PAGE
TOP